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ネイト拒否権行使

2件のコメント

ネイト・ロビンソンのトレード問題:
12月に、ニックスとメンフィスが、ネイトのトレードで合意していたらしい。

- ニューヨーク to メンフィス: ネイト・ロビンソン
- メンフィス to ニューヨーク: マーカス・ウィリアムスドラフト指名権

この情報が正確だったとして、
なぜトレードで両チームが合意していたのに、このトレードが実現しなかったのか?

原因は、以前にも書いた、ネイトの「トレード拒否権」である。

ドラフト1巡目で指名された選手が制限付きFAとなり、従前の所属チームと1年契約した場合、この選手は翌年のオフにいわゆる「バード・ライツ」の対象FA選手となる。ところが、シーズン中にトレードが成立すると、この選手のバード・ライトは消滅し、当該選手はノン・バードFA選手となってしまう。選手に不利を被らせないため、NBAの労使協約(CBA)では、当該選手のトレードには、選手の同意が必要であると決められている。

今シーズンのニックスでは、ネイトとデイヴィッド・リーの2人が該当する。
この2人のトレードには、本人の同意が必要であり、仮にチーム同士で交換トレードに合意しても、本人が拒否すれば、トレードは成立しない。

代理人のトレード要求に対し、ネイトは「代理人が勝手に言っていること」とコメントしているが、こんなことはありえないこと。アーロン・グッドウィンのような経験豊富な代理人が、本人の了解なしにそんな危ないことを話すわけがない。話がこじれれば、代理人資格の剥奪程度では済まないことは明白だからだ。今回の話は、「ネイトがどうしてもニューヨークに残りたかった」というよりも、「メンフィスが気に入らなかった」or「自分とスタイルの被る有力若手選手のいるグリズリーズに行きたくなかった」or「メンフィスよりももっと大きなマーケットに出たかった」等の理由で、ネイト側が拒否したと考えるのが妥当そうだ。

14試合連続で出場機会を与えられなかったものの、1日の試合に出場し、爆発的なプレーで存在感をアピールしたネイト。しかし、干される前もスタッツだけは立派だったことは明白な事実で、これでニックス残留が決定的となったというよりは、チーム側が新たなトレード成立に向けて、ネイトの商品陳列を始めたという考え方もあるような気がする。

作成者: Kenny

01/02/2010 23:59