ニックス: ケレンナ・アズブーキー情報
オフにゴールデンステイトから獲得したケレンナ・アズブーキー:
昨年11月に膝蓋腱を断裂して以来、プレーができていないアズブーキー。現在は個人トレーナーの下でリハビリに励んでいるところですが、トレーニングキャンプに間に合う可能性は50%というところらしいです(マイク・ダントーニ談、本人はキャンプには間に合うと思っている模様)。
ここまでのところ、
ジャンプどころか、走ることすら始められていないという状況のようですから、50%という数字もかなり膨らませたものというか、まずキャンプには間に合わないと思っておいたほうが良いのかもしれません。
もっとも、11月に怪我をした時点で『全治1年』という診断だったのだから、キャンプに間に合わないこと=リハビリが遅れている、という意味ではないのでしょう(と、思いたい)。
ニックスとしてはSGの先発候補。
(カーメロ・アンソニー問題がニックスにとって不芳に終わったとして)ウィルソン・チャンドラーかアズブーキー、場合によってはロジャー・メイソンJr.がSGの先発を務めなければならないだけに、ちょっと心配ではありますが、復活を信じて長い目で見守るのが正解かもしれませんね。
現在の状況では、
ニックスの先発は、レイモンド・フェルトン, チャンドラー, ダニロ・ガリナーリ, アマレ・スタウダマイア, アンソニー・ランドルフ(希望)、という感じでしょうか。
DEN: カーメロ放出決断
だそーです(by Yahoo! Sports)。
でもって、カーメロ・アンソニーの移籍先の最有力候補は、ニュージャージー(ブルックリン)or LAクリッパーズだそーです。理由は、デンヴァーが納得するような交換要員を充分に抱えていて、かつ嫁(芸能人: ララ・ヴァスケス)が納得できる本拠地(ニューヨーク/ロサンゼルス)だから、だそーです。
ネッツ、クリッパーズに続く移籍候補地は、ゴールデンステイトとヒューストン。大穴でシャーロットだそーです。
ニックスは、
ナゲッツの納得できるだけの充分な交換要員がいないので(ナゲッツの希望は、複数の有力若手選手とドラフト指名権—すでに言及済みですが、『ドラフト指名権』を強調されるとニックスは弱い—)、デンヴァー側が有力候補として見なしていないのだそーです(そういう時のために三角/四角/五角/X角トレードは存在するのですが、なぜか言及されていません)。
先週末、新オーナーのジョシュ・クロエンキが、カーメロと会って残留交渉を行っていますが、その席で強硬な態度をとられてしまったので、放出を決断。ついでに、J.R.スミスとケニヨン・マーチンも放出して(カーメロと一緒に放出できるかどうかは別の話でしょう、たぶん)、ゼロからチームを作り直そう、、、ということのようです。新GMのマサイ・ユージリもたいへんです。
ついでにカーメロは、
(これも以前に予想済みですが)デンヴァーと「3年 & 総額65ミリオン」の契約延長を結んで、(新CBAに影響されない形で) 将来の財産を確保した直後にトレードをしてもらいたい、と要求しているそーです。
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カーメロの背後にいるのは、
「代理人: レオン・ローズとワールド・ワイド・ウェス、、、」という、いつものお決まりの接頭句で報じられていますが、代理人の方はともかく、ワールド・ワイド・ウェス(本名: ウィリアム・ウェスリー)の方は、完全にメディアがオーヴァーレイトしているだけの存在だそうですので、どーなんでしょう(当サイトでは、数年前に一度この人を紹介しましたが、ある意味有名になったこの1年ほどはあえて言及していません。理由は上記のとおり。ソースは某NBA球団でマネジメント部門に勤務する大学院時代の同級生。もちろん影響力はあるようですが、個々の選手に対し、その選手の人生を決められるほどの決定力を持っているわけではない=要はよくいる取り巻き/友人/親戚のオジさんレベル、というのが実情?のようです)。
まぁ、この部分はどーでもいい話だと思います。
お友達/取り巻き/親戚が、発言力を持つ/持っているように見えるという話は、昔から珍しくありませんから。私としては、むしろカーメロ本人とララの意向が気になります。
クロエンキ親子としても、
「カーメロ放出は決断しても、トレード先や交換相手まではカーメロ/代理人/ウェスの好きにはさせない」という最終ラインでは強硬な姿勢を維持しているようですから、これからの動きは興味深い。
どーなるカーメロ? どーなるナゲッツ?? そしてどーなるニックス???
カーメロが本当にニックスで新Big 3を結成したいのであれば、
「どこにトレードされてもいいけど、契約延長はしないよ〜。今シーズンプレーして、FAになる」と言ってしまえば良いだけの話なのです。来年には出て行ってしまう選手のために、貴重な若手やドラフト指名権を大量に放出するバカなチームはありません。必然的に、デンヴァーが望もうが望むまいが、ニックスしか残らないのですから。
私の予想ですか?
悲観的です。でも完全に諦めたわけでもありません。
ジェローム・ジョーダン渡欧
ドラフト2巡目(全体44番目)でミルウォーキーが指名し、
その後、金銭とのトレードで契約交渉権をニックスが取得していたジェローム・ジョーダンが、セルビアのKKヘモファームと契約しました。KKヘモファームといえば、ダルコ・ミリチッチがNBA入りする前にプレーしていたチームですね。
ニックスは交渉権を維持し続けるので、
成長が認められれば将来の入団の可能性もあるでしょうし、トレードの駒として交渉権を動かすことも可能。サマーリーグを見るかぎり、まだまだトップリーグレベルではなかっただけに、仕方ないでしょう。というよりも、大方の予想どおりの結果と言えるのではないでしょうか。私ですら予想できたくらいですから。
ジェローム・ジョーダン:
このビミョーな名前の持ち主は、いまのところ、ファーストネームを共有する“リアル・うどの大木”ことジェローム・ジェイムスに近い存在。ジェローム・ジェイムスは、サクラメントからハーレム・グローブトロッターズに行き、さらにモンテネグロのチームでプレーして、NBAに復活。東ヨーロッパでつながっちゃってます。
ファミリーネームを共有する超大物の30%分くらい活躍してくれれば、もう言うことなしなのですが…。
ちなみに、
もう一人の未契約ルーキー: ランドリー・フィールズは、本日ニックスと契約しました。
DEN: オーナーもチェンジ
GM/プレジデント不在のデンヴァー: 今度はオーナーが交代するようです。
現在のオーナーは、スタン・クロエンキ。
不動産のデベロッパーとして財産を築き、現在はスポーツビジネスで財を成す実業家。ナゲッツのほか、NHL: コロラド・アヴァランチ, MLS(メジャーリーグ・サッカー): コロラド・ラピッズのオーナーで、アリーナフットボールのコロラド・クラッシュの共同オーナー。さらに、NLL(ナショナル・ラクロス・リーグ)のコロラド・マンモスも所有。さらに、英国プレミアリーグの名門: アーセナルの大株主でもあります。
ミズーリ州の出身で、
コロラド(デンヴァー)のチームを多く所有していますが、現在でも自宅はミズーリ。そのミズーリ州セントルイスに本拠地を構えるNFL: セントルイス・ラムズの株も40%所有しているのだからすごい。
さて、そのクロエンキさん、
このたび、ラムズの株を買い増しして、筆頭オーナー(全株式を買収して、単独オーナーになったとの情報もあり)になることになりました。
そこで問題になるのがNFLの規定。
NFLのルールでは、「NFLオーナーは、NFLの他チームが本拠地を置く土地に本拠地を置く他のメジャースポーツのオーナーを兼務できない」という規定があります。この場合、デンヴァーには、NFL: ブロンコスがありますから、当然ナゲッツとアヴァランチのオーナーを兼務できない、ということになります。
『今年中にナゲッツとアヴァランチの運営と財務上のコントロールの権限を他者に譲り、2014年までには所有するナゲッツ/アヴァランチの株も譲渡する』という条件を呑むことで、ラムズの主要オーナになることを承認されたクロエンキさん、息子(30歳)のジョシュ・クロエンキにナゲッツとアヴァランチを譲渡するそうです。
この息子: ジョシュは、
すでにチーム内にポジションがあり、カーメロ・アンソニー問題にも、新GM/プレジデント問題にも、新オーナーとして相当深く関与しているようです。新GM問題は、デイヴィッド・グリフィンにフラれ、マサイ・ユージリにオファーを出すのでは?という状況のようですが、新オーナーのリーダーシップがいきなり試される展開かもしれないですね。
まあ実質上、父親の影響力は相当程度残るのでしょうし、オーナー変更というほどのことでもないかもしれません。あるいは、本格的にラムズ経営にのめり込んで(今のラムズを強くするのは相当に力がいることでしょうし—もっとも、これまでもマイノリティ・オーナーとはいえ、ヴァイスチェアマンとして経営には関与していたようですが)、本当にナゲッツは息子に任せてしまうのか…要注目ですね。
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余談ですが、
カーメロ問題で、ニックスを押しのけて最有力候補に浮上している(らしい)ヒューストンですが、以前書いたニューヨークの税率の高さもニックス不利の一因(& ヒューストンのあるテキサス州は州所得税ゼロ)、なんていう意見もあるようですね(by バーマンブリー)。
NFLファンタジーゲーム: ドラフト終了
事前告知どおり、
週末にNFLファンタジーゲームのオートピックが終了しています。まだご自分のチームの編成の確認が終わっていない参加者の方は、早めに一度チェックされておくことをお勧めします。

私のチーム:
レジー・ウェイン, スティーヴ・スミス(パンサーズ), アンクワン・ボールドウィンのWRはOK。モーリス・ジョーンズ-ドリュー, ライアン・グラントのRBもまずまず。TEのトニー・ゴンザレスもOK。DEFのボルチモアも堅実な得点は期待できます。キッカーは差がそうつかないでしょうからメイソン・クロスビーで良いとして、、、
QBがまずい。
事前に設定をいじらずにオートピックに臨んだのですが、開幕から4-6試合(まだ具体的な試合数は未定)は出場停止のベン・ロスリスバーガーと、スターターとしての実力は未知数のケヴィン・コルブ。 いきなり非常事態です。FAから補強することになるでしょう。しかし、オートピックもいい加減ですね〜。コルブが7巡目とは…。
FAのQBで、カイル・オルトン, ヴィンス・ヤング, マーク・サンチェスあたりが残っているので、彼らが補強候補かも。それと、スターターはまずまずとして、ベンチの選手ももう少し自分好みに設定し直すことになるかもしれません。プレシーズンがすでに始まっていますが、候補の選手の物色も兼ねての観戦は楽しいものです。
開幕ももう2週間後。
今年は楽しいNFLシーズンになること(=ジャイアンツがストレスを感じさせないこと)を期待しています!!
ニックス関連いろいろ
ニューヨーク・ニックスが、
かつてダラスとニュージャージーでプレーし、昨シーズンはスペインでプレーした、モーリス・エイガーと契約した(する?)…らしいです。公式な情報でも、有力紙の報道でもありませんが。
これで15人目の契約ですが、
ロスターを15人にしなければいけないのはまだ先の話。ロジャー・メイソンJr.と契約して、さらにエイガーというのは腑に落ちませんし…ということは、『トレーニングキャンプの練習要員としての契約で、保証は付かない、いつでも切れる契約』というところではないでしょうか。
正式契約ということであれば、
マイク・ダントーニが強く希望した?くらいしか理由が思いつきません。代理人がレオン・ローズ(カーメロ・アンソニーやクリス・ポールの代理人)なら話は別ですが、たしかエイガーの代理人はNFL中心に顧客を持つアンドレ・コロナだったはず(海外に行っている間に代理人を変えた?可能性は否定しませんが)。やはり保証が付いていないのか、あるいは情報そのものがガセか、、、という感じがします。
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ニックスには、
アンディ・ロウティンス, ランドリー・フィールズ, ジェローム・ジョーダンと、3人のルーキーがいるわけですが、今のところ契約したのはロウティンスのみ。「サマーリーグで活躍したのは、ロウティンスよりフィールズなのになぜ?」という意見もあるようですが、これは、まだオフの間にトレードの可能性があるということではないでしょうか。フィールズのサマーリーグでの活躍はまさに『スリーパー』という感じでしたから、契約交渉権はドラフト1巡目の下位指名権クラスの価値があります。
ジョーダンの方は、
サマーリーグを見るかぎり、まだまだ発展途上という感じですから、契約はせずに交渉権を残したまま海外/独立リーグ/D-Leagueでプレーさせるというプランが理想的な感じはします。あるいは、ジョーダンの潜在的な素質を高く評価するチームがあれば、やはりトレードの駒として交渉権を使うことはあるかもしれません。
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そのトレードの話、
公然とポートランドからの退団を希望してリーグから罰金を科されたルディ・フェルナンデスに、ウィルソン・チャンドラーをオファーした、という話があります。国に帰りたがっているフェルナンデスですが、国際色豊かな『人種のるつぼ(最近この表現はあまり聞きませんね)』であるニューヨークであれば、気も変わるのかもしれません。
ニックス的には、
チャンドラーでも、フェルナンデスでも、来オフにはFAにすることができるので、トレード価値は変わりませんし、将来の柔軟なサラリーキャップも維持されるわけですから、あとは『プリングルスがどちらを高く評価しているのか』という問題なのかもしれません。しかしながら、ヒゲの戦術にフィットできなければ、SGにはメイソンJr., ケレンナ・アズブーキー, ビル・ウォーカーがいますから、ポートランド時代と同じ『プレータイムの確保』という問題がすぐ出てくることでしょう。
もっとも、
ポートランドは、交換トレードなら選手よりもドラフト1順目指名権を希望しているようですし(ここで上記のフィールズ投入も否定できない)、ボストンやシカゴなど、オレゴンよりはホームシックにならないであろう大都会チームも興味を示しているようですから(ドラフト1順目指名権を交換に提示している模様)、獲得そのものが言われているほど簡単なのかどうかは疑問ですね。
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そして最後はやはり暗黒卿。
バカオーナー: ジェイムス・ドランが、ドニー・ウォルシュに対し、「アマレ・スタウダマイア獲得時には、アイザイアの大きな貢献があった。感謝する」などと強制的に言わせ、暗黒卿も自ら『数多くの有力選手に尊敬されている俺がいれば大物選手との太いコネクションを維持できる』というイメージを必死に植えつけようとしている状況。暗黒卿チームは、ファンの持つ非常に強烈な『アンチ・アイザイア』の感情を改善しようとしているわけですが…
すでに何度か当サイトではメンションしていますが、
ニューズデイ紙のアラン・ハーンが、アマレとの取材で、『アイザイアと話なんかしていない。アイザイアに説得されて入団したわけじゃない』という言葉を引き出し、飼い犬に手を噛まれる状況(同紙はドラン家が所有するメディアグループのうちの1社)になっています。さらに今週、ニューヨーク・マガジンが『アマレはこれまで一度もアイザイアと話したことすらない(これまたアマレ自らがインタヴューで発言したもの)』と報じました。
嘘つきアホザイア。
これで、かつてテロ行為を仕掛けているカーメロに対してさえも『太いパイプがある』とオーナー/ファンに信じさせようとしている暗黒卿の頭の中はどーなっているのでしょうか。というか、暗黒卿の話を信じ込んでいるジム・ドランの頭の中も心配です…。
強力な助っ人: ララ & エヴァ
選手本人の気持ちはともかく、
『私はニューヨークに住みたい』と言っているようにしか(少なくとも当サイトの管理人には)聞こえない、トニー・パーカーのデスパレートな嫁: エヴァ・ロンゴリア。
パーカーに続き、
今度はカーメロ・アンソニーの嫁: ララ・ヴァスケスが、「(カーメロの)ニューヨーク移籍は可能性がある」とコメントです(NYデイリーニューズ紙)。本人が言えば大問題ですが(少なくともリーグから罰金を科されることは免れないし、ナゲッツのファンからも大顰蹙でしょう)、嫁が言う分には誰も何も言えません。
『私たちがニューヨークに住むことは可能性のひとつ』『ニックスについて多くの話題が、、、いや私が言いたいのは、NBAには多くのチームがあって、彼は素晴らしい選手で、私は“家族にとって何が理に適っているのかだけを考える必要がある”と思う』『でも、ニューヨークに住むことが選択肢に入っていないなんて言えない。そんなこと言ったら、嘘をつくことになるから』
ついでにララさん、
『(カーメロに出会うまで)ニックスファンでした』まで言ってます。こりゃアレですね、カーメロというよりも、嫁さんがニューヨークに帰りたいから、ダンナを洗脳しているという感じですね。パーカー家と一緒だわ。
デンヴァーとサンアントニオ、
両方の都市に行ったことがありますが、決して悪いところではありません。それぞれに良いところがあるし、それなりに楽しめる街だとは思います。でも、たしかに両方とも、『時々行くには良いところ。住むとなったら話は別』という印象もないことはないです。単に私がニューヨークに慣れてしまっているだけだからなのですが、ちょいと刺激が足りません。
華やかな芸能界の水にどっぷり浸かっている奥様方も、
私同様、田舎の生活に刺激が足りないと思っているのかも。彼女たちは、生き馬の目を抜く世界で生きているだけに、少ないチャンスをムダにしません。さすがにおおっぴらには口は出さないのかもしれませんが、地道に外堀を埋めてきます。暗黒卿よりもよっぽど強力な助っ人です。
ニックス入団確率 = 家庭内での嫁の発言力、そんな気がしてきました。
カーメロ問題 4: いきなりどーでもいい話
カーメロ・アンソニーといえば #15
でも、、、ニックス入団となれば、#15は着用不可です。永久欠番ですから。どーでもいい話といえば、どーでもいい話。でも、意外とこれが最大のネックかもしれません。
ニックスの#15は伝統の番号:
以前紹介したディック・マグワイアと、アール・モンロー。ニックスは2度、#15を永久欠番にしています。さらに、NBA史上初の有色人種プレイヤー: 日本人 三阪 亙(みさか わたる, 通称ワット・ミサカ)さんも #15を着けていました。
高校までは#22を着けていたカーメロ。
シラキュース進学時に、#22が永久欠番(デイヴ・ビン)になっていたため、#15に変更しています(参照)。だったら#22に戻せば良いのかというと、、、ニックスでは#22も永久欠番です。#22 デイヴ・デブッシャー: ニックス史上最高のPFにして、第1回ドラフトロッタリーで全体1番を引き当て(これがパトリック・ユーイング入団につながります)、ガッツポーズを決めたGMでもあります。
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#15: アール “ザ・パール” モンロー
ウォルト “クライド” フレイジャーとの、『ロールスロイス・バックコート』はニューヨークの伝説。もちろんホール・オブ・フェイマーで、『もっとも偉大な50人のプレイヤー』にも選ばれています。
You know, I watch the games and even now I never see anyone who reminds me of me, the way I played.
カーメロ問題 3: 「NY版 Big 3」の実現可能性
「さらっと書く」と言っておきながら、
すでに第3回です。さらっとするのは諦めました、そういう性格じゃないですし。でも、次回が最終回です、たぶん。
なぜ「さらっと書く」 と書いたかといえば、結局のところ、実現可能性を論じなければ意味がない話だし、しかしそれを書くにはこの時期はまったく適切でないタイミングだから。なぜなら、誰にも来シーズン以降の正確なルールはわからないからです(理由はカーメロ問題 1で書いた、「経緯・背景」の6番目)。
来年の労使協約(CBA)が固まっていないということは、
サラリーキャップの金額もわからないし、トレードルールも変更があるかもしれないし、FAに関するルールにも変更があるかもしれないし、もしかしたら(可能性はかなり低いけれど)かつて期間限定で行われたマイケル・フィンリー・ルールのようなものが導入されるかもしれないということ。そんな状況で何かを書くのはとても難しい気がするのです…。
これから書くことは、
「来シーズン以降のCBAが現在のCBAとほぼ同じで、サラリーキャップも今シーズンとほぼ同額であること」という仮定の上での話です。今後決まって行くであろうCBA次第では、何の意味もなくなってしまうかもしれません。
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『アマレ・スタウダマイア+カーメロ・アンソニー+クリス・ポール(CP3)』であれ、『アマレ+カーメロ+トニー・パーカー』であれ、『アマレ+その他+その他』であれ、どんな組み合わせにおいても、おそらく絶対に変わらないであろう前提があります。それは「少なくとも1人はFAで契約しなければ無理=2人ともトレードで獲得は無理」だということ。

上記は、現在のニックスのサラリー一覧。
新加入の選手のデータが一部空欄になっていますが、だいたいの状況はこれで理解できると思います。青字はプレイヤーズオプション、赤字はチームオプション、緑字はクオリファイイング・オファーを出せる年です。
一方で、2010/11シーズン、
カーメロ・アンソニーの年俸は17.1ミリオン、クリス・ポールの年俸は14.9ミリオン、トニー・パーカーの年俸は13.5ミリオンという状況。ニックスは、アマレは当然出せませんから、トレードをするとすれば「契約切れのエディ・カリー+相手チームのお好みの選手+ドラフト指名権(この件については後述)」を交換に差し出します(オファーが相手チームに満足してもらえるかどうかは別の話)。
カーメロであれ、CP3であれ、パーカーであれ、
サラリー的にほぼ等価で1人目を交換した時点で、2人目を獲得するだけの駒がニックスには残っていないのです。
これが何を意味するのか?
例えば、今シーズン、どこかのタイミングで(奇跡的に)カーメロを獲得できたら、CP3には「申し訳ないのですが、2012年にFAになるまでは、移籍はしても良いけれど、契約延長はしないでくださいね。必ずそこで面倒見ますから」という手形を切って(実際にはタンパリングになるので、そういうことすら言えません)、2年間待ってもらわなければいけない、ということです(もちろん裏技はあるでしょうが、可能性はどんどん低くなる)。パーカーに至っては、来オフにFAになってしまうので、仮にカーメロ獲得となれば、かなり格安でオフに新規契約してもらわないと実現すら難しいということになります。
ニックスは、ラブロン・ジェイムス獲得失敗を受けて、
『今シーズン(2010/11シーズン)中、あるいは来オフ(2011年)に、カリーの契約を使うことで大物を1名獲得。次は、レイモンド・フェルトン, ロニー・テュリアフ, ルーキー契約の選手を放出できる、翌年の2012年オフでもう1人の大物を獲得する』という計算で動いています(もちろん大前提として、新CBAが現行並みのルールであることは必須です)。
このプランどおりに進めば、
(かつ他チームによる大型トレードなどがなければ)本当に本人に来る気があるのであれば—こういう書き方をするのはカーメロ問題 2で取り上げた過去があるから—2010/11年にカーメロを獲得。さらに2012年のオフには、CP3(ちなみにデロン・ウィリアムスもFAになる可能性大)を獲得して、3年越しのプランが完成する、、、というのが、理想の展開。
しかし世の中そんなに甘くはない。
世界は、ドニー・ウォルシュを中心に回っているわけでも、ジム・ドランを中心に回っているわけでも、アイザイア・トーマスを中心に回っているわけでもないので、ニックスの都合にあわせて他チームは動いてくれません。普通に考えて、本人たちに移籍の希望があって現チームも保有し続けることを諦めれば、それまでに手を挙げるチームは数多くあるでしょうし、そもそもニックスが出せる精一杯の条件よりも良い条件を出すことが可能なチームが2年間近く現れないことの方が奇跡と言ってもいいでしょう。
さらにニックスには問題がある。
それはドラフトに関する問題(これも新CBAでルールが変われば別の話)。現行ルールでは『2年連続で1巡目指名権を放出できない』のです。2010年、ニックスは1巡目指名権を『名前を言ってはいけないあの人』のために放出してしまっていますから、2011年の指名権は動かせんません(とはいえ、この指名権もヒューストンとの交換オプションが付いてしまっていますが)。2012年の指名権はすでにヒューストンに放出済み。ということは、2013年の指名権を放出することはできません。つまり、どんなに早くても2014年以降の1巡目指名権しか放出できないのです…。
ナゲッツ/ホーネッツ/スパーズが、
自分のところの有力選手を放出して、代わりに「契約切れ選手+複数の若手」を得るまでは良いとして、少なくとも3年先まで使えないという制約付きのドラフト指名権で我慢してくれるのか、、、これは非常に難しいところです。ちなみに、FAでの獲得とは言っても、サイン&トレードのような形で『トレードエクセプション+指名権』を放出する形は非常に一般的なわけで(ニックスがサラリーキャップ枠を超えていないことが条件)、やはりドラフト問題はハンデです。
異常に長い投稿になってしまいましたが、
(すでにここまで読み進めていただけた方、本当にありがとうございます。駄文で申し訳ない)、Big 3をニューヨークで実現させるのは、不可能ではないとはいえ、現実的ではないということ。もちろん、夢はあきらめた時点でおしまい。ヨギ・ベラ風に言えば「it ain’t over until it’s over」なわけですが、より現実的な路線として、『大物FAはあと1人でOK。残りの1人は自前で育てる』というプランがあっても良いのではないかと感じることもあります。
例えば、
パーカーはあきらめて、カーメロまたはCP3に的を絞り、有力若手(ダニロ・ガリナーリ, アンソニー・ランドルフ, ウィルソン・チャンドラーあたり)のうち、2人は放出する。『カリー, チャンドラー, ランドルフ, ドラフト指名権(2014年で妥協してもらうしかない)+アルファ』で大物が獲得できれば(この時点でもっと有利なオファーが出せるチームはありそうだけれど…)、例えば『アマレ・CP3・ガロ』のBig 3(『Big 2+ガロ』でも、名称はこの際どーでもいいので)だってありなのかもしれません。
これだけ長く書いておいてあれですが、
要は、『Big 3実現可能性は低い』『でもアマレ+もう1人ならありかも』『3人目は自前で育てるという考えを持てば、もう少し現実的な線が見えてくるかも』ということ。それでヒートやレイカーズに対抗できるかどうか、、、それはまた別の話…。
カーメロ問題 2: 2006年12月16日
2006年12月16日:
それはまだ、ニックスがバスケットボールのチームの名を借りた暴力団のような存在で、暗黒卿: アイザイア・トーマスが組長だった頃の話。その日ニックスは、ホームでデンヴァー戦を行い、ボコボコにされていた…。
その事件が起こる直前、
コートサイドの暗黒卿は、カーメロ・アンソニーに不思議なことをつぶやいた: 「ゴールのそばに近寄らない方がいいぞ…」
試合終了直前の出来事。
ホームで大差をつけられた暗黒卿は面目を失っている。マジソン・スクウェア・ガーデンの観衆はブーイング。 暗黒卿は、主力(当時のエースは『名前を言ってはいけないあの人』)をベンチに下げ、若手選手4人とジャレッド・ジェフリーズをコートに残した。そして事件は起こる。暗黒卿は、チンピラのマーディ・コリンズとネイト・ロビンソンを鉄砲玉として使い、バスケットボールでは勝てない相手に暴力で報復するという暴挙に出たのだ…。
映像でも確認できるが、
事件の直後、暗黒卿はカーメロに近づき、何事かを囁いている。いったい何をカーメロに語ったのか。これは暗黒卿自身が認めたことだが、「お前たちは、もう勝ちが決まっているのに、それでもお前(カーメロ)やマーカス・キャンビーなど、スターターを使い続けている。スポーツマンシップにもとる行為だ」と語ったらしい。
『乱闘を仕掛けたのは、その報復だ』ともとれる発言。
しかも、乱闘の直前にそれを予告するような警告を発している。当然のことながら、事件は、単なる危険なファウル or フラストレーションのたまった選手による乱暴なプレーなのではなく、ヘッドコーチの指示による組織的な暴力行為なのではないか?という疑惑が持たれた。ナゲッツのジョージ・カールHCも、公然と“アイザイア黒幕説”を展開。NBAも調査を開始。結論は『証拠不充分』で暗黒卿の処分は免れたが(これにはメディアがNBAを批判する事態となった)、クロと認定されていれば、前代未聞の出来事だった。また、カーメロは、乱闘に加わった選手の中で最長の15試合の出場停止処分を科され、やはりメディアの批判の対象となった。
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あれから4年弱。
当時では考えられないことだが、『カーメロがニックスに興味を持っている』とか、『入団するかも』などというウワサが流れている。真偽はともかく、また結果はどうあれ、あの事件はカーメロのなかではすでに過去のことになっているのだろうか???
暗黒卿はいまでもニックスの癌。
公式な役職はないものの、オーナー: ジェイムス・ドランの個人コンサルタントを務めながら、復帰のタイミングを虎視眈々とうかがっている。その暗黒卿、カーメロのウワサを聞きつけて、アホオーナーに対し、「カーメロと話をしました。彼は『ニックス入団に興味がある』と私に語りました。私がいれば、これからも大物選手とのコネクションを維持できますよ〜」と、甘い言葉を耳元で囁いているらしい。このコンビには、何度失敗しても、『タンパリング』という言葉は存在しない。
問題は、暗黒卿のやり方では、どんなにスター選手とコネクションがあっても、エディ・カリーやジェローム・ジェイムス級の不良債権でサラリーキャップを超過させてしまうので、大物選手の獲得はムリだということ。しかしながら、都合の悪いことは一切認めないのも暗黒卿のやり方なので、タチが悪い(チームプレジデント時代の成績、大量の不良債権獲得、セクハラ裁判の敗訴、ラブロン・ジェイムスへの説得失敗などは無視)。
仮にカーメロのニックス入団が実現した場合、
暗黒卿のダークフォースに操られているアホオーナーは、アマレ・スタウダマイアの入団時のように、ドニー・ウォルシュに「アイザイアに感謝する」などと言わせてしまうのだろうか(後にアマレ自身がアイザイアの影響を完全否定)。そして暗黒卿は、あたかも自分が説得したからニックス入団を決めたかのような怪しい情報を、またも自ら流すのだろうか。2006年12月16日に起きた都合の悪いことはすっかり忘れたフリをして、、、。